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捏造・妄想だらけの二次創作ブログです。 たまに愚痴ってます。
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お久しぶりです。
忙しさを理由にしては、ただの死亡フラグです。…はい、すみません。

「宇宙と砂と時を越える地平線」、9月21日を持って、1周年を迎えることができました!!
更新のたびに確認としてブログを開けると、毎回アクセス数が増えていて…そのおかげで忘れずに続けていくことができました!ほんとうにありがとうございます^^
1万アクセスとか!!…まあ、自分が更新のたびに5回は見てるんですけどね。それでも、見ていると毎日どなたかが訪れてくださっていて、ありがたいです。

このシリーズもお久しぶりで。ほんとうに亀更新で申し訳ないです。
次は会計の予定です。



ほぼ互角の戦い。長期戦になるかに思われた、とある城の分家同士の対決。それぞれ一人ずつ、秀でた者がいた。
大陸に、顔を仮面で隠すほどの美青年武将がいたらしい。その者になぞらえてか知らずか、顔を仮面で隠した、戦輪使いの忍び部隊の副頭。彼の髪が見えた頃にはもう遅く、彼の愛刀は兜を剥ぎ取り、戦輪は刀を断つという。
百獣の王、獅子に例えられる忍び部隊組頭。獲物を虎視眈々と狙い、抵抗出来ずに全てを失わせる。彼が通った城は幾許かの時を経て崩れ落ち、跡形もなくなってしまうという。


彼らがそれぞれ別の分家に配属されてしまったのは、はたして皮肉であろうか。
城主が寿命で死に、一つにまとめられずに完全に城の者を二つに分けようとした。個人の力量も、人同士の繋がりもあり、結局失敗に終わった結果が、現在の戦いである。
「あいつが欲しい」「あいつではわからぬが、こちらも欲しい者がいる」「それは構わぬがこいつだけは渡せぬぞ」
結局、人の力などわからないものなのだ。半分に分けることなど難しく、また、半分で満足できるものではない。

双方で、より多くの者を手に入れようと、より強い者を手に入れようと、戦が始まった。それによって人が減ることもわからずに。


静かに淡々と、腱を潰す。骨を折る。
決して再起不能にするわけではなく、けれどこの戦には送り出されぬように。
仲間が仲間の命を絶つ。そんな戦はもう、

『終わりにしようか』
『同意です』
『早く帰りましょうよ』
『道案内をしまーす、この城の』

静かに消えるなんてありえない。だって我らは、

「花形委員会、活動を始めるぞーー!!」








「ええ、学園まで、いけどんマラソンですね、委員長」
要を潰した剣豪は、あの頃と同じ瞳で微笑んでいた。

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