さっそく長編です（笑）
正直、いつ終わるかわかりません(^-^;
双忍双子設定です。
雷蔵は知りません。
雷蔵と三郎の過去と家族を捏造しています。
雑渡さんの過去なんて、妄想以外の何ものでもない(^o^)v
何も資料見てませんが、いいですか？
「鉢屋」って、いつからだっけ？もう知らない！

｢わ………っ｣
｢…雷蔵！？｣
いつもの雷蔵なら、こんなへまはしないのに。
実習中に、ご丁寧な目印付きの蛸壷に落ちるなんて。
そこに、容赦なくい組の連中が襲い掛かる。ちょっとは労れよこの野郎。
雷蔵に向かってきた手裏剣や苦無を全て弾き返し、その隙に雷蔵を救い出す。
この前の忍務で一人囮になって皆を逃がしたのは一体誰か、忘れているわけじゃないだろうな？
あの時雷蔵が一人で何人殺したか、知らないわけではないだろうに…！？
｢危ない！｣という声がしたが、そんな小言を聞いているバヤイではない。忍務ならともかく、ただの実習では変装は効かないから、全て実力がものを言う。だからそんな……

｢三郎……っ！｣

閃光が視界を襲う。
……焙烙火矢か？いや、違う。ならば…
豆腐こぞ…いや、兵助の、職権乱用スペシャルだな、これは……

雷蔵…また君に…迷惑を…かけるね…

善法寺先輩、どうか彼には見せないでください。
私の、素顔を……


｢三郎ーーーーーー！｣
深夜の裏裏山に、咆哮する声が一つ、
ただ、響いた。

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