題名の通りです。

銀英ロマンは無理だったので、その代わりに。誰か私に題名付ける程度の能力ください(^-^;

題名は仮です。決まったら変わります。



最初なので室町です。用具委員会。死にまくってます。卒業後です。正直、現代で何するかまだ決まってない(^-^;

どうして、僕だけ、こんなに平和な道を歩いてるんだろう。

先輩も、同級生も、後輩も、斬って殺して騙して盗んでこれから、



殺されようとしているのに。



｢最期の見世物に、言わせてやろう。今までで一番楽しかった思い出は、何だ？｣



僕は、家のことだけ考えていればいい。カメコは本当にあの人と結婚するのかな。今日もいっぱいお客さんが来てくれたな。そんな、平和なことだけ考えていれば。



だけど、今目の前にいる、この人は、もう……。



｢学園時代かな。六年の頃の委員会活動が特に印象に残っている。俺の趣味にもよく付き合ってくれたし、迷子捜索を手伝ったりしたし、その頃が一番、楽しかったな｣



｢…では、今の気持ちは｣



僕の…、僕の先輩を殺さないで……！

｢お前に殺されたくはなかったかな、｣

お前だけは、来ないでほしかったな。







｢誰だ！？今石を投げた者は。出てこい！｣





｢｢平太！｣｣





君だけはと、信じていた僕は、本当に、あほのは組だったんだね。



















ザシュ……ッ！

















三人の首が、一瞬で飛ぶ。





処刑される予定だった忍、食満留三郎

処刑執行人、下坂部平太

家を継いで別れを告げにきた、福富しんべヱ

三人を、忍務で殺した、富松作兵衛



皆、泣いていた。











































｢あっ、どこに行くの？

ナメ先輩、とナメ先輩、なめベヱ、なめ太｣

｢………………｣

｢ねえ、どこ？｣

俺は、こいつを殺せない。

｢みんないないのなら、もう殺してよ、躊躇わないで、なめ吾｣

｢…………すまん、喜三太｣



朱い華が、地に咲いた。











『また、会おうな』
力強くて、優しい手の平の感触が、よみがえる。

そんなつもりでは、なかったのに。

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