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捏造・妄想だらけの二次創作ブログです。 たまに愚痴ってます。
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試験お疲れ様でした!
間に合った?まだ来られていない?大丈夫?
かなりのサプライズのつもりなので、すでに訪ねて来られていたらどうしようとバクバクしてます。

なぜか現パロ高校生の五年&六年生。
すべてはあの食品を話題にするため。
竹くくにしようと思ったのに、三郎め…君だから許す。

昨日の晩に思いついたので、無理矢理終わらせた感がありますが…。

ごめんなさい。うち、電子レンジないんです。
近々引っ越す予定なので、新居(!)には電子レンジ君を買ってもらうつもりですv

本当に写楽様、お疲れ様でした!

大川中・高等学校昼休み。屋上では、人工芝に座り込み、楽しそうにお弁当を広げる生徒たちの姿が見られる。
ど真ん中を陣取るのは、最高学年の六年生。その少し離れた位置に、彼ら五年生の姿があった。

「おほー!
今日も入ってるぞ!」
弁当のふたを開けて、声を上げる。
「お前、好きだな、『牛カルビマヨネーズ』」
「当たり前だ!育ち盛りのこの時期、肉を食わんで何を食う!」
運よく母親が弁当を作ってくれたから、こんなものが味わえるのだ。
いつもは母親のめんどくさがりのせいで食堂に行かざるを得ず、席を取っている間に勝手に注文されているのだから。
「気合い入ってるなー、八左ヱ門」
意外に大食感の少年が、思わず掲げたガッツポーズを見て言う。今日も彼の弁当箱は大きい。
「いつも豆腐定食だしな」
安くてありがたいが、と言うのは、一人暮らしをしている変装名人。文化祭の時には、ただの変態コスプレイヤーと化す。
「三郎、またおにぎりひとつだけ?」
そう尋ねる彼は、またもや迷い癖と大雑把な性格が発揮されたのか、全く同じ種類のおにぎりが4つ。
「当たり前だ。節約だ、節約」
変装道具を節約の勘定に入れていないことには、誰も突っ込まない。それは三郎が変装して生きていかねばならない理由を知っているから。
「今日は二個入ってるんだ、一個三郎にやるよ!」
そう言って八左ヱ門は、三郎のおにぎりのラップの上に、牛カルビマヨネーズを乗せる。
「じゃあ俺も鉢屋にひとつやる」
次にラップに乗ったのは、大きな卵焼き。
「じゃあ僕もおにぎりひとつあげるよ!」
「なら俺はこの自家製豆腐を…」
「いらんわ!」
とっさに否定したものの、好奇心で兵助の弁当を覗き込んでみる。
「兵助、もしかして、お前の弁当それだけか?」
思わず問うてしまったのも無理はない。
「あ?
白ご飯と豆腐以外にいるものがあるのか?」
彼のお弁当の中は、見事に真っ白だったから。

「文次郎!レシーブだ!」
「……トス」
「トスされたらお約束のーー
アターック!」

六年生のアタックしたバレーボールは、五年の元へと飛んでいき…

「あ」
彼の真っ白いお弁当へ直撃した。






「兵助!抑えろ!
相手は六年生だぞ!」
「お豆腐の仇!
取らせてもらおうぞ!」
「兵助!落ち着いて!」




豆腐の恨みは怖い。

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